サトウキビ

 

沖縄といえば、のさとうきび畑

わたしが滞在している久米島も例外なく、あたり一面さとうきび畑です。

晴れた日にさとうきび畑を見ると、沖縄に来たんだなあ〜とほのぼのします。

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そしてサトウキビは今が収穫の時期だということで、きび刈りのお手伝い!

 

機械ではなく、手で刈ります。アニメのような斧で、根本から切り倒す🪓
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これが見た目の数十倍ハードなんですよ。

3月とはいえ日中は沖縄の日差しは強いです。

サトウキビって、竹みたいに硬くて太いんですよね。しかも竹みたいにまっすぐ伸びてなくて、あっちこっちに地面を這って上に伸びてます。

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足場の悪い中、根元を探すだけでも一苦労。

手斧で刈るのも、島の大先輩たちはざっざっと刈っていくけど、わたしみたいな初心者は数回斧を振り下ろさないと刈れない…。

「力入れすぎ。力入れんでも一発で刈れる」とどんどん刈っていく真っ黒に日焼けした島の大先輩たちの背中はかっこいい。

わたしは半日で腰やられた、、。

 

そうやって数日かけて刈った後はそれをひとまとめにあつめて(これもしんどい)、ぐねぐねに長いやつは切ったり揃えたりしながら、いくつかの小さな山にしていく。

この集める作業も、均等な山にするにはどの長さのサトウキビをどこに積み重ねていくか、山にする時に運びやすいようにどこからどう集めるかなど後続の作業を考えながら集めていきます。先輩たちに教えてもらいながら山にしていきます。

 

山を集めて、それぞれワイヤーでまとめたら、集荷のダンプカーに載せて私たちの作業は終了。

もちろんこの後、サトウキビを製糖する作業が待っています。

製糖もいつかやってみたいなぁ。

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まだ正確な数字は分かりませんが、おそらく5tは収穫!

1つの、そこまで大きくないきび畑からでこの量なので、島全体にしたら相当でしょう。

やってみて分かったけど、本当にハードだった、、。

この島に来て体験した中で一番ハード。

もちろん機械で収穫することもできるけど、手刈りの方が高く売れるんだとか。

昔は収穫されたサトウキビの重さで金額が決まっていたらしい(だから重くするために木とか入れてたらしい笑)のですが、最近は糖度で値段がきまるそうです。

 

きび刈りは本当にハードだし、時間をかけながらやると糖度が落ちてしまうので、集落の男手みんなで集まって一気に刈っていきます。そうして収穫したきびを売って得たお金を使って、来週集落のみんなでBBQをやるそう。楽しみ!

ちなみに5tの相場はなんと…3万円…。安すぎるよ。なんてしょっぱい世界なんだ。

 

 

サトウキビ産業についてお話を聞いたのでそれも少し。

 

サトウキビって日本だとあったかい沖縄や鹿児島あたりでしか育たないので、国としてもサトウキビ産業を推進するために、国から補助金が出るそうです。

もともと久米島は、島の名前の漢字にも入っている通り、昔は米の産地で有名だったのですが、国がお金を出すようになってから、みんなこぞって米からサトウキビへとシフトして行きました。

そういった背景もあり、島では「さとうきび畑の面積を増やそう!目標◯ヘクタール!」という看板をよく目にします。

 

ただ、田んぼだった土地がさとうきび畑になることによって、海へ流れ出る赤土が増え、昔よりも海はかなり濁ってしまったそう。

 

そしてもう一つの大きな問題は、サトウキビの収穫量を増やすために大量に使われている農薬。

 

こっちでできた知り合いのカレー屋さんの2人は食について勉強していたもこともありとても詳しくて(会ったら人類みんな好きになっちゃうようなレゲエな2人)、2人に言わせると「あのサトウキビの育て方は食べ物の扱い方じゃない。あれは人が食べるものじゃない」

わたしも詳しく調べたわけではなく島の人から聞いた話なので詳細はわからないのですが、沖縄で障がいを持って生まれる子どもが多いのも、そういった農薬の影響があるという説もあるそうです。

もちろんサトウキビだけの話じゃないですよね。「畑」と名前をつけて勝手に区切っているのは人間で、土は繋がってますからね。

 

サトウキビ業界だけじゃなく、米業界や他の農業でもこういった闇は抱えているんだろう…

何も知らずに、何も考えずに食べてたなぁ。

 

できるだけ、金額だけ見て、買い物するんじゃなくて地産地消の素材を使って、調味料とかも製造の過程を気にした上で選んでいきたい!

非力のわたしができることなんてそんなもん…

もっと勉強しよう🥲

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それにしてもきび刈りつかれた〜〜!🌾休憩中にラナ(写真で私の左肩に乗ってる犬)に癒される🐶

 

 

 

 

 

ファームステイ

 

わたしは今、長期休暇を利用して久米島の牧場でファームステイをしています🐴🌿

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ファームステイをしようと思った理由は、コロナで海外に行けないからっていうのと、牧場暮らしがずっと夢だったから。

それに離島暮らしにも憧れがあったので、数週間、住み込みでボランティアをさせていただくことになりました❤︎

 

もともと今はボランティアの受け入れを中断していたところをお願いして受け入れてもらって、心から感謝です。

 

ということで1週間くらい前から、週5日、主に牧場のお手伝いをやらせていただいてます。

お仕事の内容は、乗馬に来たお客さんのお手伝いや、放牧地づくり、草刈り(牛のごはん用)、放牧地に放たれている動物の生存確認、きび狩りなどの畑仕事等。

 

お仕事といっても島の大自然の中で動物たちやスタッフみんなとおしゃべりしながらのんびりやっています。

 

ここの牧場は、基本放牧なのです。

動物は馬17頭、牛4頭、鶏5羽、ヤギ3頭、ネコ1匹、そして無数の犬たち笑

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馬のところは一応電気柵で仕切ってはいますがかなり広いので、人間はご飯をあげる必要もなく、上に書いた通り生存確認だけをメインでやっています笑 

 

これですごいなぁと思うのが、別にご飯をくれるわけでもない人間の言うことを聞き、

きっちりお仕事をしてくれる馬たちのこと!

牛とかもそうだけど、数100kgもある巨体にひと蹴りされたら人間やっちゃうことなんてできるのに、ましてやご飯をくれるわけでもない人間の話を聞いてくれるなんて、不思議な生き物だなぁ。

 

鶏も猫もヤギも、基本自由に動き回っています🌿

犬たちは私たちのお仕事について来てもらって、犬同士で遊んでたり、乗馬の後ろをついてきてくれたり、各々好きな時間を過ごしています🐶

 

初めて島で生活してみて、東京の暮らしとはやっぱりもう全く違う!!時間ものんびり流れて、何より近所の人たちとの交流が盛んです。一緒に公民館で飲んだり、みんなで集まって畑仕事したりして、考え方もとってもおおらかで、

わたし自身、気づけば神経質になってたところあったなーと改めて自分自身を日々見つめ直すことができています。

動物たちだけでなく島の大先輩から子どもたちとも過ごせて、学ぶこと過多。来てよかったな〜〜✨

 

毎日どんな出来事があったのか(主に動物たちが何してたか笑)はインスタに記録しているから、

ここでは感じたことや島で聞いた話を記録できたらいいなぁ。

アウトプットが超絶苦手なんだけど、せっかく貴重な経験させてもらってるからがんばるぞ!!

 

 

 

 

小笠原諸島4日目&最終日〜ダイビングとカメ②〜

間が空いてしまいましたが、4日目&最終日です。

時間がたつのは早いですねえ。もう1週間経つのか。

2週間くらい前のことに感じます。

 

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さて、4日目は朝8時に民宿にお迎えきてもらって、朝から船に乗って出発!

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ウェットスーツに着替えて、初のダイビングに挑戦です。

沖まで船に揺られます。

 

この日はあいにくの曇り。

曇りの日にダイビングでよかったあ。

天気悪いと島にいても何もすることないですもんね。

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ただ、寒かったです。笑

そして船酔い再来。酔い止め飲んでくればよかった。まさか自分がこんなに船酔いするとは思わなんだ。

 

そんな凍えてる私達を一瞬で癒してくれる彼らに出会いました。

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イルカたちの群れです。

船にぴっったりくっついて泳いでくれるんですよ。なんちゅうファンサービス。初めて野生のイルカに出会いました。

 

ああ癒される。なんて可愛いの。

船が作る波に乗るのが好きみたいで、ずーっと一緒に泳いでくれました。

泳ぎながらくるくる回ってる子とか、ジャンプの練習してるめっちゃ小さいベイビーイルカとかいて、楽しそうに一緒に泳いでくれた…。

その楽しそうに泳ぐ姿が涙出るくらい可愛かったです。

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GoProで撮った写真。

動画が載せられないのが残念。

数がすごかったあ〜〜。

船で一瞬スピード出したら、それでできた波で波乗りして遊んでまた船に戻ってきます。

また船がスピード出してくれるのを待ってるんですよ!!一緒に遊びたいんですね!!!もう!!なんて可愛いの!!!

 

ほんとにずっとついてくるので、名残惜しいけどイルカたちを引き離すために猛スピードだして振り切りました。また遊ぼうね。

 

さて、ダイビングポイントに着きました。ダイバーさん達に教えていただいて、ドボン。

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下へ潜っていくにつれ、気圧の変化で耳がめちゃくちゃ痛くなりました。

船上でダイバーさんに教えていただいた通り、何度も耳抜きをしながらゆっくりおりていきます。

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め、
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めっちゃ魚おる〜〜!!

 

海の中はとっても静かです。自分の呼吸の音しか聞こえない。

 

だから目の前に広がるサンゴ礁や、そこで泳ぐ色とりどりの魚たちが、とっても幻想的に感じられました。夢みたい〜!

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似合うよ姉さん。

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「小笠原のクマノミはまっくろけ」

らしいです。これクマノミかあ〜!

ニモの黒バージョン!!可愛い!

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ダイバーに慣れているのか、海の中は自分たちの王国だからなのか、いつも全力で逃げていく魚たちが逃げていきません。

初めて魚たちの目線で、魚と一緒にゆっくり泳ぎました。

住みたいわ、海の中に。

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次の日、ダイバーさんから証書をいただきました。

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とってやろうじゃないか、ダイバーのライセンス。時間あれば今年とりたい!

 

いくつかのダイビングポイントを回っていく中で、クジラにも出会いました。写真ないけど…。

小笠原諸島の海は竜宮城のようですね。

私はみられなかったけど、野生のウミガメもいたそうで、イルカにクジラにウミガメに、海のアイドルたち大集合。

みんなして姿見せてくれて、ずるいわ。

そんなの住みたくなっちゃうわ。

日本にもこんな海があるなんて。

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曇りだけど。

 

地球は美しいって、何度も思いました。笑

本っ当に綺麗だった!目の前に広がる世界が!!

ああ、地球って本当に美しいなあ。

 

 

そして最終日!

 

小笠原海洋センターでおがさわら丸入出港日限定で開催されている、朝8:30からのウミガメ教室へ。

 

まずは1時間、みっちりウミガメについての講義があります。

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私いまだったら私周辺の中で一番ウミガメに詳しいと思う。すっかり聞き入っちゃいました

 

地球上で確認されているウミガメは全部で7種類(クロウミガメも入れると8種類)。

内6種類は絶滅危惧種に登録されていて、唯一登録されていないヒラタウミガメも、ただ単に研究不足で絶滅危惧種に登録されていないだけだそうです。

主な減少要因は、

・環境悪化

(光害・砂浜の減少や海に浮かぶゴミを食べちゃう)

・混獲

(魚を捕る為の網にウミガメが掛かってウミガメは肺呼吸だから窒息死しちゃう)

などでした。

結構グロテスクな写真もあったりして、悲しかった。あんなに優しい生き物がこんなに悲しい理由で…。

 

ウミガメについて1時間みっちり勉強した後、念願の子ウミガメのフラッシングです。

 

沢山いるウミガメ達から1匹選びます。

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私たちのカメをジョニーと名付けました。

突然水から出されて連行されるジョニー。

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水アカを歯ブラシでとってあげるのですが、

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くっ……

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ぐおおおおお

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何だこの可愛さ……可愛すぎて母性がくすぐらてまくりました。

 

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親子記念写真。これが正しい持ち方なんですって。可愛すぎて私は死んでもよかった。

癒されたあ。

 

ジョニーとバイバイして、15時発のおがさわら丸に乗るべく準備を始めます。

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お世話になりました。

 

出港する直前はかなり雨が降ってきて風も強かったです。

島中の人たちが船場に見送りに来てました。

雨だからお見送りあんまないのかな〜…

と思ってたら、

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全然でした。こんなにたくさんの船がお見送りしてくれました。

 

私たちがお世話になったダイバーさん達も。

小笠原のお見送りは、

「いってらっしゃーーーい!!」

 

雨の中、船の上から海に飛び込んで見送ってくれました。笑

「ありがとーー!!いってきまーーーす!!」っておがさわら丸側からも大声で叫んで返します。

感動的でした。人間の温かみ感じた。

 

また夏とかに行きたいな☺︎

本当に良かったです。小笠原諸島

島の人たちも、小笠原諸島に遊びに来ている人たちも、本当にいい人たちばかりでした。

色んな島に行ってみたいなあ。

 

おわり。

 

 

 

 

 

小笠原諸島女2人旅3日目〜シュノーケリングと亀〜

3日目!

昨日は疲れ果てて22時には爆睡してました。

自然と6時半に目が覚めた。よく寝た〜。

 

今日何しよっか〜と話し合うところからスタート。もっと計画立ててくるんだった…

ツアーとか予約してれば南島とか母島行けたんでしょうが…

 

ま、仕方ないのでどこのビーチに行くか迷います。

ジョンビーチが綺麗らしいので行き方調べたところ、車では行けず往復4時間のハイキングをしないとたどり着かないビーチらしい。悩む。

 

いかんせん小笠原諸島来る前に見てた天気予報では全部雨予報だったので、2人して萎えて着替え全然持ってきてなかったんですよね。笑

だからハイキングできる服も、リュックも持ってきてない…でも気になるジョンビーチ…。

 

諦めましたジョンビーチ。笑

ビーチはどこも綺麗だし、だったら気軽に行けるビーチで一日中シュノーケリングして過ごそう、ということに。

 

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ということで、宮之浜ビーチ!!

例に漏れず超絶綺麗です。

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朝食食べて腹ごしらえして、

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ど素人によるシュノーケリング

朝小笠原組合によってシュノーケリングセットをレンタルしてきました。

全くの初体験です。フィンで泳ぐのも苦手。

 

GoProを手に、いざ!!

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顔つけた瞬間から広がる青の世界でした。

こんな浅瀬にも魚がいっぱい…

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目の前に広がる世界が綺麗すぎて、

魚追いかけるのに夢中になって、

気づいたらかなーり沖の方まで泳いじゃってました。

フィンの泳ぎ方も習得したらめちゃ早く遠くまで泳げるんですね。

 

移動して、昨日きたコペぺで再びスイム!

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コペペの方が晴れてて暑かった…

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即席物干し竿。日差し強くてそっこう乾きました。

 

その分日焼けで全身火傷、、

服が擦れて歩くのも痛いレベル。

海から引き上げ、レンタカー返しに行く道中に海洋センターに寄り道しました。

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か、カメを飼育している海洋センターの入り口にはカメの頭蓋骨が…。初めて見た…。

 

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初めて近くで見るウミガメが可愛すぎて、2人して悶絶。

可愛すぎませんか?このお爺ちゃん顔。

愛おしすぎて、胸がいっぱい…。
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中では餌を買えばカメたちに餌をあげられるようになっています。

カメが大好きな私達(ハワイでもカメを探してビーチを渡り歩いてた)にとっては、念願のカメです。

デレデレになっちゃって餌も2回お代わりしちゃいました。笑

いい商売だ。


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か、可愛すぎる…ウミガメの子供たち、小さい…

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餌もばくばく食べてくれました。

ここで飼育されてるカメは、卵から孵って1年以内には海へ放流されるそう。

今のうちにたくさん食べて大きくなるんだぞ!

海に行ってもサメに負けずに強く生きるんだぞ!!

 

車を返して夕暮れのビーチで2人で音楽聴きながらのんびりした後は…

 

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どーん。

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でも、今日はカメは食べません。

目的は、島寿司♡

ため息出るくらい美味しかったです。

お魚なんだったっけなあ〜〜聞いたのに忘れちゃった…。
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島トマトが私的ナンバーワンでした。

島の野菜って本当に美味しいですよね。

お酒もぐいぐいいっちゃいます。

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日焼けとお酒のせいか2人とも真っ赤。笑

島移住計画を本気で話し合いました。

島人になろうと2人で決意。

私は本気だからね!!!

 

ほどよく酔っ払ってしょうもないことで爆笑して、いい夜でした♡

小笠原諸島女2人旅2日目〜上陸日編〜

おはようございます。

朝6時に船内の照明がつき、眩しくて目が覚めました。

朝起きたら揺れは少し収まっていたので、少しずつ起き上がってとりあえず昨日食べ損ねたお弁当を食べます。

 

気分が良くなってきたので着替えて化粧して、外に出てみました。まだ雨かな〜〜…

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晴れとる〜〜!!☀︎
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ついに小笠原諸島上陸です!!

揺れがひどかったせいで40分遅れての、11:40到着!

 

今回お世話になる父島ペンションさんがお迎えにきてくれてました。

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洗剤のCMも顔負けの素敵な宿です。

 

さて、どうしよう。笑

ハワイに引き続きノープランで来た私達は、宿でプランをたてはじめます。

とりあえず電動自転車かレンタカー借りるかー!ってことで電話したところ電動自転車が予約いっぱいでレンタカーがなんとか予約できました。

ふう、よかった。まあ車あればなんとかなるでしょう。

 

と、その前に腹ごしらえです!船じゃまともに食べられなかったからもーお腹ぺこぺこ!

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外に出た時の南国感。東京じゃない感がすごい。

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東京まで約1000kmあるけど、でも東京なんだよなあ〜〜。

 

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こちらのお店で、
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マグロのポキ丼をいただきます♡

はー美味しかった!胡麻油と海藻の味がしっかりして、久方ぶりのまともなごはんに泣けました。

 

レンタカーを借りて、とりあえずコペペ海岸に向かいます。

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え?????
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綺麗すぎない????

写真じゃ100%伝えきれないのがとっても残念なのですが、本当に透き通っててどこまでも透明で、沖の方は深い青でめちゃくちゃ感動しました。

もちろん早速着替えて泳ぎました。

どれだけ泳いでもずっと透明で、海の上から珊瑚礁がはっきり見えるんです。

この日はシュノーケリングセット持って行ってなかったから海の中覗けなかったのが残念だったなあ。

明日に持ち越しだ!!

 

ただ、小笠原諸島にはビーチがたくさんあるのでコペペ海岸では小1時間だけ遊んで、次は境浦ビーチへ。

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こっちもとっても綺麗です。

写真には写ってないのですが、境浦ビーチには岸から近いところに沈没船があります。

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今からたった50年前に日本に返還されたばかりの小笠原諸島

こういう沈没船や防空壕など、小笠原諸島には第二次世界大戦の爪痕がたくさん残されています。

 

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こんな可愛い写真スポットも♡

 

車を走らせ、次は大村海岸へ。

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はいこっちも綺麗〜〜。日が沈んできました。
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ビーチは砂浜ではなく、サンゴ!!

大村海岸は小笠原で一番栄えてる場所から一番近いビーチです。それでこの美しさですよ。

なんなんですか。せこすぎませんか。一体どうなってんですか。

 

サンセット見たくてウェザーステーション行ったけど曇り、、。

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1分で諦めました。残念すぎる。

ただ今回の滞在全日雨予報だったのが、晴れてくれたので良しとします。また見に来よう。

 

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カメを食べに来ました。ごめんねカメさん。

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カメのお刺身とカメ煮込み。

味は、、、意外と普通。笑

カメって言われなきゃ気づきません。笑

だからもうわざわざカメを食べない。

ラケルはカメを食べるということにショック受けて全然食べてくれなかったから1人で食べました。笑

お腹いっぱい。カメさんありがとう!

ご馳走様でした!!!

 

食後にとびうお桟橋付近を散歩、、、

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なんと、、、!

船場に普通に野生のシロワニ(サメ)とエイがうじゃうじゃ、、、!!!!!

そんなことありますか。笑

エイは完全に人馴れしてて、船場のおっちゃんに触られに行ってました。笑

水が透明&野生動物が盛りだくさんの小笠原諸島ならではの光景。

感動したあ〜〜。

 

1日目から、充実してたなあ。

小笠原諸島女2人旅1日目〜おがさわら丸編〜

令和明けましておめでとうございます。

そんなおめでたい令和元年のGWは、

小笠原諸島に行ってまいりました!

 

3月頭にGWに出港するおがさわら丸の予約スタートしたんですけど、3時間かけ続けても電話がつながらず…。

ようやくつながったと思いきや、

「300人のキャン待ちになります」

ちーん。

 

諦めてキャンプの計画立ててたんですけど、そしたら4月中旬にくらいになんと、「空きました」と小笠原海運から連絡が!!

キャンプの予定全部キャンセルして、小笠原諸島に行くことに♡わーい♡

 

急いで小笠原諸島の宿予約したんですけど、どこの宿に電話してもおじいさんおばあさんが電話でてくれて優しくて「よく船のチケット取れたねえ〜うちは満室だけどあそこだったら空いてるかもよ〜〜」って教えてくれて。

忙しない東京から電話かけてる私には、その島の優しさがとっても沁みました。ほっこり。

 

ちなみに小笠原協会に参加したら、おがさわら丸20%オフになるんですよ!協会の年会費一年分払っても、お得なんです。豆知識。

 

そしてあっという間に当日!

10:30に竹芝の船場到着!

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行ってきまーす!

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レインボーブリッジをくぐって、いよいよ出発です。

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交通手段がおがさわら丸(船)しかなくって、

しまも片道24時間まるまるかかるんです。

 

ネットも繋がらないそうなので、

Netflixで映画3本と

今ハマってる海外ドラマダウンロードして、

キノッピーでキングダムダウンロードして、

本5冊持っていざ乗船!!

 

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部屋はこんな感じ。

二等和室のレディース部屋です。

普通に綺麗!シャワー室も更衣室もトイレも綺麗です!

お酒もあるし♡

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甲板で一本飲んですぐ寝る人。

 

最初は、

「余裕じゃーんネット繋がらない生活わくわく〜」ってしてたんです。

 

が、、、、

揺れる揺れる。大揺れ。

立って歩くのも一苦労。寝転がってても揺れでズレるレベル。

 

船酔いなんてしないでしょ〜〜って2人してなめてたんですけど、2人してゲロゲロに船酔いしました。笑

 

16時からはもう座ってるのもきつくて。

地面に頭つけて寝てたらまだマシ。

 

外の空気吸ったら少しは気分良くなるかなという淡い期待を抱いて甲板に出るも

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大シケ。

 

 

でも船酔いで冷や汗たくさんかいて気持ち悪いから何が何でもシャワー浴びたくて、リュックから着替えを取りだしますよね。

それだけの動作で力尽きて一時間横たわり、

というザマ。笑

 

なんとか立ち上がってシャワーを済ませました。

 

22時に消灯で真っ暗になったのでまた寝る。

あんなに本持ってきたのに文字なんか読めるはずもなく…

ひたすら寝てました。

 

2回吐きました。

もちろんご飯なんか食べられるわけありません。

 

そんなグロッキーなスタートな1日目。

 

 

 

 

 

Crouching Lionでhiking! in Hawaii

2/1〜2/5まで、超弾丸ハワイ旅行に行ってまいりました☺︎


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でも今回の目的は観光ではなく。

 

Hawaiiでのんびりリフレッシュしたい!!

ハイキングがしたい!!!!!

でもハイキングできる場所いっぱいある!!

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ということで、それぞれのスポットの写真を見て、とりあえずハイキングしたいスポットをリストアップ。

この手書きのハワイの地図よw

4つにしぼったものの、前後の目的地との距離や

登り下りの往復にかかる時間を加味してちゃんと計画を立てなければならず、“計画”という言葉が大の苦手の私たちは、前日の夜まで何も決めてませんでした。

 


前日の夜に、

・Crouching Lionから見える景色が絶景

・Pu’u’Manamanaまで続いてる

・頑張れば往復4h

上記の点からようやく行き先が決定しました!

 


8:30に滞在先のエアビを出発して車を走らせること1時間半。

朝が弱い2人にとってこれは奇跡に等しい。

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前日に読んだブログに書いてあった目印の看板に10:00に到着!

看板に書かれている内容を全く無視してここからスタートです。

※ちなみに看板には「エリア閉鎖。この標識の向こうにはいかないでください。落下の危険あり。本気で怪我or死ぬ可能性があります」と書かれてあります。そしてこの看板がこのハイキングの目印になってる笑

 

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「え?!ほんとにここコースなん?!」と

ぎゃーぎゃー言いながら進みます。

なんとなく足をかける窪みがあるので、

コースだと信じて前進。

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開始5分で崖にぶち当たりました。

ロープがあるということは

コースは間違ってない、登れということ、、、。

 

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なんとか登れた!

 


途中で赤ちゃんを抱いている親子3人に出会いました。

途中で諦めて引き返してきたらしい、たしかに赤ちゃん抱っこしてこのルートは危険すぎる笑

 

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途中で休憩。少しずつ絶景が見えてきました。

いつも元気な彼女も開始15分でこの表情です。

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私の手も開始15分でこんなにドロドロ。靴も、、、

 


いくつもの崖、

岩道、

ジャングルを四つん這いになって

草木をかき分け

蜘蛛の巣にひっかかり

虫を食べながら

泥まみれにながら歩く(?)こと約30分。

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着いた~~!!

ここがCrouching Lionの絶景ポイントです!!

空は曇ってるけど、海が綺麗~~。Kahana beachが一望できます!

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2人とも汗ダラダラ。息切れしすぎて途中2人して吐きそうになってた笑

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ライオンが吠えてる横顔に見えません??

それがCrouching Lionという名前がついた由縁らしいのです。ライオンの頭に立って写真撮ってる人もいました。

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しかーーーし!!!!

私たちが目指すのはそのさらに先にある

ぷーまなまな!!!!

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途中で崖に腰掛けてサンドイッチを食し、

エネルギーチャージして出発します。

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山のてっぺんの細ーい道を、

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よじ登って進む。滑ったら死。

 

 

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汗だくで息切れして登りつつも、

こんなに綺麗な海が隣に見えたら癒される~~。

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途中で見つけた突き出た岩に寝転んでみたり、

腕立て伏せをするラケル

「こんな崖っぷちで腕立て伏せしたら緊張で汗もかいて一石二鳥!」らしい、、、バカだ、、。

岩がポロッととれたら真っ逆さまだよ。

ラケルちゃん死なないでね。

(この写真お母さんに送ったら本気でブチ切れられたらしい。笑)

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まだまだ登りが続きます。

幅1mもない泥道を慎重に、、、

 

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断崖絶壁!!きゃー!

こうやってみたらいつ死んでもおかしくなかったな笑

去年本当にここで23歳の女の子が亡くなったらしいです。

気をつけなきゃ!

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景色は本当に綺麗、、、

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いくつもの巨大な岩をよじ登って、、

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ついた~~!!これはすごい~~!!!

ロードオブザリングに出てきそうな道!!!

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この先もまだ進めたのですが、時間がないので

今日はここで引き返します。

ここについた時点で12:30

スタートから2時間半でした。休憩も含んでるので、いいペース!だと思う!!いいペースが何かわかんないけど!!!

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こんな感じで山を下って(?)いきます。

 


実は前日の夜に雨が降ってたこともあり、

地面がべちょべちょ、、、

帰り道は雨も降ってきて、焦り始めました。

登りはしっかり踏ん張れるからいいのですが

くだりはダメですね。

50回くらい滑って全身を打ちつけ、泥まみれで至る所から血がでてきた、、、。

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下りの写真はほとんどないのです。

なぜかというと、それくらい過酷な道だったんです。笑

草木にしがみつきながら、

時には転げ落ち、木をつたい歩きながら、

無言で降りていきます。

お互いの姿が見えず、それぞれの悲鳴を聞いて生存確認。

悲鳴が聞こえなくなったら、どっかで頭打って死んでるんちゃうかと不安になって

ラケルーーーーーー!」

と山に呼びかける。

「はい~~~~頑張ってるよお~~」

と訛ってる返事が聞こえたのであんしん。

 


そんな感じで黙々と這いつくばること1時間。

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入り口に戻ってきました~~!

(正確には看板があった入り口から100mくらいずれたところにでました)

泥まみれ血まみれアザまみれ汗まみれ。

早速筋肉痛も酷くて腕を上げるのも辛いレベル。

 


降り立ったのが14:00。

上出来!わーい!

 


この後は体を洗い流しにLanikai beachへと

車で向かいましたとさ。

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シュールwww

そして海水が傷口にしみる〜〜〜〜

 

昨年末Caminoをして、これまでも何度もハイキングをしてきているラケルも、こんな危険なハイキングは初めてって言ってました!

ちょっと、私初心者!!笑

 

でも、、、

すっっごい気持ちいいーー!!

登山の後の疲労はとっても気持ちいい、し、

何より山の上から見える景色がもう。

感動でした。自分ってちっぽけだなー。

この達成感と疲労感は何にも変え難いですね☺︎

 


あーたのしかった!

またやりたいなあ☺︎

 

またラケルとの大好きな思い出が増えた☺︎


こんな素晴らしい経験忘れたくなくて、記録でした~!おわり!